腹筋って鍛えても痩せなきゃ見えてこないし納得いく結果が得られないじゃないですか。
だからジムとかで「お腹周りをすっきりさせたいんだけど全然ダメ」とか「なんとなく効果がありそうだからやってる」みたいなことになります。
本当に全然意味ないからやめたほうがいいですよ。代わりにドローイングを取り入れたほうが効果的ではないですか。というテーマでドローイングのやり方と効果を解説していきます。
前提として体幹を強くしたいとか運動能力を高めたいという方には当てはまりません。
僕は週5で筋トレを行っていますが、見た目の変化だけを求めているので腹筋は一切やっていません。
なぜなら「無駄だから」という内容になりますので、興味のある方はぜひ一読ください。
記事の信頼性
NSCA CPT パーソナルトレーナー 有資格
NSCA The Journal of Strength and Conditioning Research 英文会員
20kg以上の増量と20kg以上の減量を3年連続で実施。
フィジーク大会出場経験あり
英文の研究論文をできるだけわかりやすく解説していくコンテンツです。
腹筋は鍛えるだけ無駄!?
腹筋を鍛えるだけ無駄というのは大げさでもないと僕は思っています。
多くの人がお腹周りをすっきりさせるには腹筋運動をやっていればいいんだという考えでやっています。
しかし実際に腹筋運動をして「シックスパックになった!」とか「ウエストが細くなった!」とか聞いたことがありません。
実際に体感できるほどの変化が起きている人がいたら教えてほしいくらいです。
かなり断言する形になりましたが、いくつかの理由を解説していきます。
体脂肪
多くの方が勘違いしているのが「腹筋を鍛えてシックスパックにする!」という考え方です。
そもそもが体脂肪に隠れて見えないだけで、腹筋は誰もが最初から割れているのです。
なので腹筋を割る最短の手段は体脂肪を減らす=シックスパックの誕生ということです。
だから痩せましょう!というだけの話です。鍛えても最初っから割れているものを割ろうなんて時間の無駄ということが言えます。
もっと言えば腹筋の割れ方も先天的なものです。
シックスパックの人もいればエイトパック、フォーパックの人もいます。
これは全て努力で割れる数を増やすなんてことは出来ません。
この世に生まれ落ちた瞬間から「あなたはフォーパックです!」「あなたはエイトパックで大当たりです!」みたいな感じで決まっちゃってます。
後天的に変えたいのであれば高須クリニックに相談しましょう。
筋トレしても時間がかかる
腹筋は恥骨から肋骨にかけて存在する薄く長い筋肉です。
薄い筋肉でボコボコとした凹凸のある部分でも薄っぺらいものです。
いくら腹筋を鍛えても薄いので、上腕二頭筋のように短い筋肉に比べて成長率が一緒だったら部分的に発達させることは不可能なので厚みを増すのに時間がかかります。
なので、短期的に成果を得ようとしても物凄い努力が必要だということが言えると思います。
ボディビルダーなど生涯をかけて見た目を追求するという人は時間をかけてじっくりと育てるのもありですね。
ウエストは細くならない
腹筋を鍛えてもウエストは細くなりません。
体脂肪の体積は筋肉と比べて20%ほど大きいからです。
腹筋を鍛えて筋量を増やしたとしても腹筋を割るのは難しいということを説明しました。
それなら20%ほど体積が大きい体脂肪を減らしたほうが効率よく腹筋を割ることが出来るでしょう。
ウエストも体重が1kg減るごとに(その人がどれだけ太っているかにもよる)0.5~1cm程度はウエストが細くなります。
体重1kg減らす努力と一年間腹筋トレを頑張るという行為を比較したら体重を落とすほうが効率が良いのは明白ですよね。
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ウエストを細くするドローイングとは
腹筋を鍛えるかわりにドローイングを僕はおすすめします。
これは10~20台前半の方は当てはまらない方法になります。このブログを見てくれている人で20代前半の方はいないと思いますので紹介します。
海外ではストマックバキュームというタイトルで動画があがっていることが多いのですが、日本ではドローイングで検索すると出てきます。
バキューム方法について解説している動画をピックアップしてみました。
1.肺から空気を全部はく
2.腹筋と背中をくっつけるイメージでお腹をへこませる
これだけです。
お腹を限界までへこませると臓器が持ち上がっていきます。
なので、20台から筋量が落ちていきやすいのと同時に内臓も落ちてきます。
それがぽっこりお腹の原因となります。
このぽっこりお腹を戻してあげる作業がドローイングですね。
おすすめは朝起きたらすぐののんびりしている時間です。
他にも鏡で身体を見ている時間や暇な時にドローイングを行ってあげるのが効果的です。
1回15~30秒間ドローイング×3セット程度は毎日やってみましょう。
慣れてきたら臓器が動いているのを自分で感じられるようになると思います。
そうなったらウエストは確実に細くなっているでしょう。
ただこれは腹筋を割りたいと考えている人には向きませんので、単純にウエストを細くしたいと思っている方に有効な手段です。
筋肉を鍛えればお腹が引き締まると考えるのではなく下がってきた臓器を持ち上げてあげるトレーニングが効果的ですよということを紹介してみました。
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まとめ
腹筋は鍛えるだけ無駄だからドローイングをやってみようというテーマで解説していきました。
簡単にまとめると
腹筋は鍛えても成果が出るのに時間がかかる
腹筋を鍛えても腹筋は割れない
ドローイングならウエストは細くなる(腹筋は割れない)
腹筋を割りたいならダイエットをしよう
ざっくりとこういった感じです。
いまだに多くの人が勘違いしているのかトレーナーをおちょくっているのかわかりませんが、鍛えとけばいいんでしょというスタンスは通用しませんよという厳しい内容になってしまいました。
ぜひ腹筋を割りたいならダイエットをするかウエストを細くしたいならドローイング(バキューム)を取り入れてみてください。
メジャーでウエストを計ったり、自撮り写真を撮っておくなどするとモチベーションの一つとして活用できますので簡単に出来ることから始めていってみましょう。
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